五月二十二日。宮保鶏丁 ~鶏肉とナッツの四川風炒め~。。
宮保鶏丁 ~鶏肉とナッツの四川風炒め~
本日の夕餉はピリ辛中華料理にて御座い。
さいの目に切った鶏肉とナッツを強化力で短時間で炒め合わせる”宮保鶏丁”。四川料理の定番中の定番料理。聞くところによると、この料理は中国の有人宇宙探査の際に用意された宇宙食の一つに採用されたらしい。
それほどに中国では親しまれている料理といえるわけだけれども、日本で中華料理(もう少しスペシフィックに四川料理に限定しても)といった際に、挙がる料理名は麻婆豆腐やエビチリ、八宝菜などで、それらに比して宮保鶏丁の知名度はやや劣っているように思われる。
僕はほとんど外食というものをしないので、実際のところは不明ですが…。
ちなみに”宮保鶏丁”は別名”宮保鶏丁”ともいい、”爆”は中華の調理方法で強火で短時間で火を通すことを意味する。”丁”はさいの目の意味。
なかなかに中華料理らしい料理なので、個人的にはとても気に入っています。
調理手順メモ
<材料>
- 鶏もも肉
- ピーマン
- 白ネギ
- 唐辛子
- カシューナッツ(ピーナッツ)
- にんにく
- 生姜
- 中国醤油
- 片栗粉
- 塩胡椒
- 卵
- 酒
- 砂糖
- 酢
- 味覇
- 水溶き片栗粉
<手順>
- 鶏もも肉は皮と逆側に浅く包丁を入れておく。
- 鶏もも肉を1cm角ほどに切って、ボウルに入れる。
- 塩胡椒、薄口醤油、酒を加えて溶き卵を少しずつ入れながらもみこむ。
- 片栗粉を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ、サラダ油を加えて全体に絡めたら冷蔵庫で30分寝かす。
- 白ネギは小口切りに、ピーマンは一口大に切る。
- カシューナッツ(ピーナッツ)はあらかじめ油で炒めておく。
- 中華鍋に油を注ぎ火にかける。
- 油があたたまったら、花椒を加えて香りを出す。焦げる前に花椒は取り出す。
- 唐辛子を加えて辛味を出したら、鶏肉を加えて強火で煽るようにして炒める。肉同士がくっつかないように。
- みじん切りにしたにんにくと生姜を加えて香りを出す。
- 肉に8割がた火が通ったら、ピーマンと白ネギを加えてさらに炒める。
- 野菜に火が通り次第、ナッツを加えて、中国醤油、砂糖、酒、酢、スープ(味覇を水で溶いたものでも可)を回しかける。
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたら完成。