五月十八日夕餉。北欧料理ロヒケイット&ヤンソンさんの誘惑
本日の夕食は北欧料理。
“ロヒケイット”はフィンランドのサーモンスープ。”ヤンソンさんの誘惑”はスウェーデンの伝統的家庭料理で、アンチョビと玉ねぎとジャガイモを使ったオーブン料理。
どちらも生クリームたっぷりでダイエット中の女性なら顔色が変わってしまいそうな料理だけれど、僕には関係ない。そうです、大好物です。
時に、北欧のアンチョビは日本で出回っているいわゆるアンチョビ(地中海風)とは全く別物なのである。そもそも材料からして異なっていて、カタクチイワシではなくニシンが使われる。加えてお酢やお砂糖が使われており、塩漬けというよりはむしろ酢漬け。
基本的に日本では出回っていないので、生のニシンが手に入った際に自分で仕込むと良い。
ロヒケイット(Lohikeitto)
調理手順メモ
>>本格的な作り方はこちら<<
<材料>
- サーモン
- 玉ねぎ
- 白ねぎ
- じゃがいも
- ディル
- 生クリーム
<手順>
- 鍋にバターを溶かし、一口大に切ったサーモンを炒める。
- サーモンを取り出し、同じ鍋でざく切りにした玉ねぎ、白ねぎ、ジャガイモを加えて炒める。
- 水を加えて野菜が柔らかくなるまで煮込む。
- 十分に煮込んだら、生クリームとディルを加える。
- 塩胡椒で味を整える。
ヤンソンさんの誘惑(Janssons frestelse)
調理手順メモ
<材料>
- アンチョビ(*北欧のアンチョビはニシンの酢漬け)
- ジャガイモ
- 玉ねぎ
- 生クリーム
- パン粉
生のニシンが手に入れば、自分で酢漬けにしておけばいい。
<手順>
- ジャガイモは細切りに、玉ねぎは薄切りにする。
- オーブンを200度に予熱する。
- 耐熱皿に玉ねぎ、ちぎったアンチョビ、ジャガイモを重ねていく。
- 生クリームをひたひたに注ぎ、アンチョビのお汁も回し掛ける。
- 表面にパン粉を散らし、オーブンで焼く。
- ジャガイモが柔らかくなり、表面に焼き色がつくまで焼けば完成。